涅槃会(ねはんえ) 2月15日

2月15日(木)夜7時から、涅槃会を勤めました。
本堂外陣東側に、涅槃図の掛け軸を掛けて、黒豆ご飯を供えました。
「涅槃」というのは吹き消すこと、迷いの火を焼き尽くして悟りの境地に至ることとも言われています。煩悩がなくなり、悟りを得て苦しみが消滅した状態を意味します。お釈迦様の入滅(この世で命を終えたこと)を「涅槃」と称しています。
お釈迦様のお弟子阿難の捧げる水を召し上がり(末期の水)、並び立つ沙羅の木(しかばな)の根元に頭北(北枕)面西右胸臥のお姿でお亡くなりになりました。
当寺の「涅槃図」は、縦1.96m、横1.28mの大きさです。